ごあいさつ

私が初めての理事長として就任し、あっという間に一年が過ぎました。私たちのろう運動や活動に深いご理解と暖かいご支援いただいた会員の皆様、関係諸団体の皆様、本当にありがとうございました。

皆さまもご承知のとおり昨年は自立支援法の施行に伴い、手話通訳者派遣事業や要約筆記奉仕員派遣事業等コミュニケーション支援事業が実施されましたが、この法律は、障害者に応益負担を求めるものであり、これに伴う手話通訳者の有料化が懸念されます。県から『コミュニケーション支援の進め方について』市町村に強い指示がされておりました。『聴覚障害者「自立支援法」対策埼玉本部』と連携し、応益負担阻止のため手話通訳者等のコミュニケーション支援事業を無料とするよう各地域へ働かけを続けてきた結果、県内全市町村の手話通訳等利用者について負担「継続無料」を確認しました。これからも20年度以後市町村の裁量によってより厳しくなるものと予想されます。定率負担(一割負担)を求められる可能性が考えられますので、当協会としては継続して応益負担の反対を進めていかねばなりません。

今年度の一年間は、一番忙しくなるそうです。7月関東ろう体育大会、8月ろう教育を考える全国討論集会に向けて実行委員会を立ち上げ、準備は順調に進んでおります。会員の皆様、二つ大会を「成功させよう!」と祈らせていただき、ご協力をよろしくお願いいたします。

又、今後、4月統一地方選、県議員選、7月参議院議員選、8月知事選などあり、聴覚障害者の参政権を保障するためにも、各地域でその十全な保障のための取り組みが急がれなければなりません。

今後、私達の協会発展のために全力で頑張りたいと思いますので、会員皆様方のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。

平成19年4月

社団法人埼玉県聴覚障害者協会理事長 高橋勉