主 催:ろう教育の明日を考える連絡協議会  主 管:第19回ろう教育を考える全国討論集会in埼玉実行委員会
分科会

第1分科会 「早期教育・療育」

日程・会場 8月25日(土)13:30〜17:00
8月26日(日)9:00〜12:00
テーマ 「早期教育・療育」
共同研究者 南村 洋子(横浜国立大学講師・早稲田大学講師・
        大塚ろう学校:きこえとことば相談支援センター常勤講師)
田中 美郷(田中美郷教育研究所所長)
座   長 内門  祐 (和歌山県立和歌山ろう学校教諭)
研究協議の内容  早期に聴覚障害が発見された後、保護者がどのように障害を受容し、子育てを行っていくのか?早期教育・療育の現場では、どのような子育ての支援を行っていくべきか?新生児聴覚スクリーニング検査によって発見される聴覚障害乳幼児が増えてきている現状の中で今後の早期教育・療育における展望と課題について保護者や関連機関など、それぞれの立場からの意見や話題提供を求め、研究、討論する。
 また、早期・幼児期における具体的な教育・療育方法について、ろう学校幼稚部・幼児教室、難聴幼児通園施設・専門施設、家庭での子育て実践などから、聴覚障害乳幼児にとってのさらなる保育環境の充実や支援のあり方について特別支援教育の動向とも関連させて研究、討議を進める。

第2分科会 「手話と日本語の習得のために」

 1日目は、講演・報告を中心に合同で行い、2日目は下記のように分かれて討議を行う。
日程・会場 8月25日(土)13:30〜17:00
8月26日(日)9:00〜12:00
テーマ 「手話と日本語の習得のために」
(1) 手話を活かした日本語習得〜幼児期における実践から考える〜
 共同研究者:澤  隆史(東京学芸大学総合教育科学系助教授)
 座   長:広中 嘉隆(奈良県立ろう学校教諭)
(2) 手話を活かした日本語習得〜小学部における実践から考える〜
 共同研究者:井坂 行男(大阪教育大学教育学部助教授)
 座   長:長谷川俊夫(福島県立聾学校教諭)
研究協議の内容  かつては中学部・高等部でのみ認められていた手話を、幼稚部段階で積極的に導入する学校が増えてきている。手話が日本語獲得においても有効であるという報告も多く見られるようになった。しかし、日本語獲得の方法論については、まだ十分とは言い難い。内外の実践から学んで行くことが必要であろう。
  1. 手話は日本語獲得にいかに貢献するか? そのときの手話はいかなる手話か?
  2. 乳幼児に接する教師に求められる手話とそのレベルは?
  3. 日本語導入の時期はいつが適切か?

第3分科会 「教科学習の充実のために〜教科手話を中心に〜」

日程・会場 8月25日(土)13:30〜17:00
テーマ 「教科学習の充実のために〜教科手話を中心に〜」
共同研究者 西垣 正展(滋賀県立聾話学校教諭)
座   長 遠藤 良博(全国聴覚障害教職員協議会会長・宮城県立ろう学校教諭)
研究協議の内容  ろう教育の専門性は、その学年のその教科内容をしっかりと考えうる教科指導力といえる。もちろん手話はその前提であり、本連絡協議会から「学校の手話シリーズ」が4冊(国語、数学、理科、社会)発行され、全国のろう教育関係者に購入されている。今回は4教科の4名の編集者がそれぞれの教科手話の編集方針や使い方等の説明をし、参加者と共に有効な利用法について討議する。それと共に、その他のメディア・方法による実践例についても研究・討議を進める。

日程・会場 8月26日(日) 9:00〜12:00
テーマ 「教科学習の充実のために〜算数・数学を中心に〜」
共同研究者 何森 和代
(明星学園小学校教諭、元川口市立小学校教諭、数学教育協議会会員)
座   長 矢沢 国光(ろう学校数学教育研究会代表、元都立ろう学校教諭)
研究協議の内容  手話は前提であって、教科指導の充実のためには、各教科の指導法についての専門的な知識・技能が求められる。教科の学習を日本語の学習に還元してはならず、しかもそれは、ろう学校/通常学校といった垣根を超えた一般性のある知識・技能でなければならない。今年は、算数・数学科に的を絞り、小学校で算数教育に長年打ち込んでこられた何森先生に、明日からの授業にすぐ役立つ算数教育のノウハウを開陳していただく。さらに、いくつかのろう学校現場から、日頃ぶつかっている課題を報告してもらい、ろう学校の算数・数学教育の充実のために聾学校教員は何をすべきか、その道筋を話し合う。

第4分科会 「高等教育の充実のために」

日程・会場 8月25日(土)13:30〜17:00
8月26日(日)9:00〜12:00
テーマ 「高等教育の充実のために」
共同研究者 村上 芳則(筑波技術大学産業技術学部長)
松崎 丈(宮城教育大学講師)
座   長 白澤 麻弓(筑波技術大学助教授)
研究協議の内容  大学の全入時代の到来と欠格条項廃止に伴い、幅広い専門分野で学ぶ学生が増えていく状況に、どのようなサポートが必要か?また4年制大学に昇格した筑波技術大学の今後の方向はいかなるものか?
  1. 一般大学における情報保障の現状とあり方
  2. 一般大学における人間関係の現状と問題点
  3. 筑波技術大学の現状と今後の方向
  4. 欠格条項廃止に伴う学ぶ場の拡大へ向けて

第5分科会 「難聴児と統合教育」

日程・会場 8月25日(土)13:30〜17:00
8月26日(日)9:00〜12:00
テーマ 「難聴児と統合教育」
共同研究者 山口 淳(東京都台東区立柏葉中学校難聴学級教諭)
座   長 下島 かほる(東京都墨田区立向島中学校難聴学級教諭)
研究協議の内容  特別支援教育が始まるにつれて、統合教育はどのように変わっていくか?
  1. 特別支援教育と固定学級のあり方
  2. 通常学級での情報保障は、どのようにあるべきか? どのような支援が必要か?
  3. 通常学級での生徒同士の関係は、どのようにあるべきか? どのような支援が必要か?
  4. ろう学校との連携は、どのようにあるべきか?

第6分科会 「重複障害教育」

日程・会場 8月25日(土)13:30〜17:00
8月26日(日)9:00〜12:00
テーマ 「重複障害教育」
共同研究者 細野 浩一(社会福祉法人ゆいの里福祉会)
座   長 布施谷 修(埼玉県立坂戸ろう学校教諭)
研究協議の内容  ろう重複児が年々と増えている中、就学措置、教育実践、卒業後の進路などに、多くの問題が残されている。子どもたち一人一人のコミュニケーション能力や自立への能力を高めるための支援のあり方について協議する。また、親の悩み、進路保障の取り組みの交流も図りたい。

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